外壁塗装を検討する際に必ず出てくる「塗装面積」という言葉。
文字通り【色を塗る範囲】のことを指しますが、塗装するときに、外壁のすべてに塗料を塗るとは限りませんよね。窓や玄関、サッシなど塗料を塗らない場所があり、自宅の外側の面積から塗料を塗らない面積を引いたものが「塗装面積」です。
今回は、塗装面積の簡単は計算方法についてご紹介します。
塗装面積を計算する3つの方法
1.延べ床面積から計算
簡単な方法として、建物の延べ床面積に係数を掛けて、大まかな塗装面積を計算する方法があります。計算式は
延べ床面積(㎡)×1.2~1.4=塗装面積(㎡)
延べ床面積とは各階の床面積の合計のことです。図面を確認すると坪表記になっている場合は、平米に置き換えて計算しなければいけません。
その場合は、
延べ床面積(㎡)=坪数×3.31
と計算した上で上記の計算をしましょう。
この係数(1.2~1.4)を掛けることで、窓の部分などの塗装しない部分の面積が省かれます。およその数値になりますが、一般の方が見積もり書にの数量を簡単にチェックする上では役立ちます。
2.図面から計算
家の図面がある場合は、そこから計算することも可能です。
計算式は、
4面の外壁面積-非塗装部分の面積=塗装面積(㎡)
計算方法はまずは立面図から外壁の高さを求めます。この高さに平面図から求めた外壁の長さを掛けます。そこから、窓などの塗装しない部分の面積をマイナスすることで塗装面積を算出します。
ただし実際には、壁面ごとに高さが異なるケースが多いので、1面ごとに計算し、最後に4面の合計面積を計算しましょう。
3.メジャーを使い測量
最後はより精度が高くなる方法。それは、メジャーを使って1面ずつ計測していきます。
計算式は
(建物の外周×高さ)-非塗装部分の面積=塗装面積(㎡)
実際のご自宅を直接計測するため、ひび割れやチョーキング現象など間近でみることで塗装の劣化状況も診断できます。しかし、高い場所や屋根の計測はしっかりした足場を組まないと危険なため、実際に計測する場合は、プロにおまかせするのをおすすめします。
賢く外壁塗装を!
外壁塗装を検討している方は、まずは正しい塗装面積を知ることも大切です。
同じ35坪の家でも形が違えば、外壁塗装の見積りに大きな差が出てくることがあります。
見積もりのチェックポイントにもなりますし、塗装業者選びの基準もできます。
三洲リファインでは、無料の点検を行っており、予算やご要望にあった塗料や施工をご提案いたしております。
まずはお気軽にご相談を下さい。