2回目の外壁塗装

建物を長く安全に使用し続ける為には、
外壁塗装メンテナンスが必要不可欠です。

建物を購入されてから1回目の外壁塗装を行った際には、初めての外壁塗装ということもあり、
使用塗料や仕上がりのカラーはどうしようと、分からないことが多いなりに真剣に悩み施工を行ったという方が多いかと思います。

1回目の外壁塗装を終えてから数年後、また数十年後に2回目以降の外壁塗装を行っていくわけなのですが、
既に経験済みだから大方の費用も分かっているしもう悩むことも、怖いこともないはず!!と思っていませんか?

実は2回目以降の外壁塗装は、
1回目の外壁塗装よりもはるかに難しい決断を迫られる可能性があります。

また施工費用も想像以上に高くなり、こんなはずではなかったと思う事も発生するかもしれません。

なぜ2回目以降の外壁塗装費用が高くなる可能性があるのか、
2回目以降の外壁塗装メンテナンスで考えなければならないことをご紹介したいと思います。

原因と対応方法を知っておく事で、外壁塗装で立ちはだかる壁を簡単になくすことができるかもしれませんので是非参考にしていただければと思います。

2回目塗装の注意点

建物の1回目の塗装の時期は、ある程度どの建物も時期は同じになってきます。

大体8〜12年程度のあいだで、建物の劣化具合等をみながら施工していくことになります。

というのも、
新築の建材に使われている保護材にアクリル塗料を使われていることがほとんどなので、
劣化が始まる時期が似通ってくるのです。

ところが2回目の外壁塗装に関しては、
1回目の外壁塗装で使った塗料の種類・グレードによって劣化が始める時期が変わってきます。

2回目の外壁塗装は、1回目の外壁塗装の劣化状況を参考にして、塗料の種類を検討していくと良いと思います。

注意しなければいけないのは、
2回目の外壁塗装をする際には、建材自体の劣化も始まってきているので塗料の耐久性だけでなく、建材の補修や交換も視野にいれていかないといけないということです。

緊急性の高い補修箇所が多く散見されるのも、2回目の外壁塗装が、1回目の外壁塗装よりも金額が上がりがちの理由の1つでもあります。