【経年劣化がおこったトタン】

トタンをはじめ、傷んだ金属外壁に外壁カバー工法をするのはほぼ不可能です。

また、外壁の重量の関係でこれまでトタン外壁だった場合は、金属の外壁材を選んでいただいた方が良いと思います。

というのも、窯業系サイディングを貼ってしまうと外壁の重量がかなり建物に負荷をかけてしまうからです。

既存の外壁材がトタンだった場合、窯業系のサイディングに貼替えてしまうと、
約5倍ほどの重量に変わってしまう事になります。

外壁材を支える柱なども5倍も外壁が重くなることを想定して設計はされていないので、
比較的重量を抑えることのできるガルバリウム鋼板や金属系のサイディングをオススメします。

【トタン外壁はカバー工法不可???】

トタン板の外壁を貼りかえる場合は、金属系のサイディングかガルバリウム鋼板がオススメという事を書きましたが、
外壁の貼替施工も気を付けなければいけません。

既存の外壁がサイディングだった場合は、
カバー工法と言われる、既存の壁に桟を付け足し外壁材を上貼りする工法が一般的な施工です。

しかし、金属の壁材の場合には、
その金属が健全であっても、雨水によって流されてきた錆、
風で飛んできた錆が付着すると急速に錆が広がっていく「もらい錆」という現象があります。

外壁メンテナンス時に、ケレンでいくら錆を落としても、どこかにサビが残っているリスクはあり、
それが外壁に付着することで、急速にサビが広がっていく可能性もあるのです。

ビスで止めた箇所だったりからサビが出てくる可能性も考えると、
既存の外壁がトタン外壁だった場合は、やはり既存の壁を剥がして貼りかえるという施工方法が安心です。