【木材の壁】

最近の外壁材といえば、モルタルやサイディングなどが使用されることが多いですが、
木をそのまま使用した外壁もみられます。

木をそのまま使用することを無垢材とよばれたりしますが、無垢材を使用することで、

・暖かみやぬくもりを感じられる
・部分的な修復がしやすい

などのメリットがあります。

逆に、無垢材を使用している場合、塗装に入る際には注意しなければいけないこともあります。

木材の外壁で、無垢材など天然の表面がむき出しになっているように見えるものでも、
大抵は腐食などを防ぐために透明な塗料が塗られているのです。

しかし、木材の特性として、湿気を吸ったり吐いたりする特性を持っています。

そのため、湿度の状況によって無垢材自体の体積が変化しています。

その木の呼吸に合わせて塗料が伸縮するとしても、
それにも限界がありますから「板壁の塗装は長持ちしない」と一般的には考えられているのです。

サイディングやモルタルの外壁材の約半分ぐらいの寿命と言われています。

さらに、せっかく無垢材を使用するのなら木の木目を活かしたいと考えると、さらに塗装自体の寿命は短くなってしまいます。
外観上、木目が見える「浸透性・含侵性(がんしんせい)」の塗料は耐久性が低いとされているため、持ちはあまり良くありません。3年ごとには塗り直しを行わなければ、風合いを保つのが難しいと言われています。

また、木をつかった外壁材の場合、部分修理は比較的簡単に行えるのですが、反面腐食が始まると侵食がサイディングなどの外壁材に比べて早いとも言われています。

3年程度の塗装メンテナンス、腐食箇所の早期補修が必要になってくるのです。

最近では、クリアタイプの造膜塗料」も出回り始めており木の模様をみせつつ、耐久性をアップさせるような塗料もでてきていますが、流通量はまだまだ少なく、一般的なものよりも価格が高めになってしまいます。

そしてどの塗料を使うにも木の外壁材を塗装する際には、

ケレン・研磨紙ずり作業は必須になります。

木部の塗装は、下処理が肝心といわれます。

ケレンや研磨紙ずりなどの塗装面をあらかじめ整える作業は、木の外壁の場合必須と考えましょう。

他社で見積もりを取る場合際には、工程にこれらの作業が明記されているか確かめてください。

木の面をしっかり整えてから塗装を行わないと、ただでさえ短いとされる塗料の性能の持ちがより短くなってしまうことになります。